私はこれまで、他人から怒られたり、罵られたときには「自分が悪いんだ」と思いながら生きてきました。それと同時に恐怖を感じる時もあります。明らかに自分が間違っている場合には「次は気をつけよう」と受け入れることができますが、そうではなく自分自身が原因でない時も自分を責めてしまうことが多かったです。「なんで怒られないといけないの?」という憤りも少しはありますが、自分が無能で、すごく惨めだと思う割合の方が大きかったです。
ということで、今回は自己肯定感の低いメンタルよわよわな私が、他人から怒られたときにどのような心境であるかをまとめていきます。そして、直近の怒られエピソードもあるので、最近の私がメンタル安定を維持するためにどのように対応しているかを語っていきます!では、早速いきましょう!
自己肯定感が低い人の特徴
- 褒められても素直に喜べない
- 「どうせ私なんて」と思ってしまう
- 基本的にネガティブ
- 周りと自分を比較してしまう
- 完璧主義
- 怒られると自分を責めて落ち込みやすい
【参考元はこちら】
今回も恐ろしいほど全て当てはまっておりますw
「1.褒められても素直に喜べない」については、過去にインポスター症候群についてまとめていますので、良かったら読んでみてください↓
やはり、自己肯定感の低い人は、怒られると自分を責めてしまいがちのようです。怒られて自分を責めてしまう要因は、2~4のその他の特徴も少なからず関連してる気がします。
怒られるのが怖い原因
冒頭で「怒られると恐怖を感じるときもある」と書きました。それは、なぜなのか少し調べてみました。
- 過去に怒られた経験を思い出してしまう
- 仕事のミスだけでなく、自分自身を否定されたように感じてしまう
- 相手から攻撃を受けていると感じる
- 緊張しすぎてミスをさらに繰り返してしまう
- 他の人の目や評価が気になってしまう
【参考元はこちら】
などがあげられるそうです。私は、過去怒られたことに関して、いつまで経っても忘れられないトラウマ級の恐怖を感じたことは無いのですが、2~4は常に感じていることに気づきました。これらの要因も、自己肯定感が低いことが関連していると考えます。少し、経験とともに掘り下げて考えてみます。
自己肯定感が低いってデメリットしかない(泣)
自分自身を否定されたように感じてしまう
これは、よくあります。私の考えが正しいか誤っているかはさておき、どちらの場合でも他人から指摘されただけで「あぁ、私はダメだ」と悲観的になります。そして、自分自身を否定されたように感じます。
んな訳ねーだろ!相手はそこまで深く考えてねーよ!
うぅ…メンタルよわよわなので責めないで(泣)
常に自分に自信がないので、相手が完全に間違っているという確証がない限りは、自分の方に非があると感じてしまいます。一度相手に怒られたり、指摘されたりすると「もう嫌われた、もうこの人とは付き合っていけない」とまで感じてしまうことも多々ありました。これも白黒思考とも関連しますよね。過去に白黒思考で友達とケンカしない理由も述べています↓
相手から攻撃を受けていると感じる
相手から怒られた瞬間、頭が真っ白になり、パニック状態になります。冷静を装いつつも、パニック状態が続いているのでそのことがしばらく頭から離れず「4.緊張しすぎてミスをさらに繰り返してしまう」に繋がります。私の中では、怒られる=攻撃を受けていると思い、辛く感じてしまいます。
他の人の目や評価が気になってしまう
相手から一度でも怒られたり、指摘されたりすると「この人は私のこと無能だと思っていないか」などと考えてしまい落ち込みます。これも自分に対する自信の無さからくるものだと考えます。自己肯定感が低いと、自分のことを卑下してしまいます。
冒頭で「自分が無能で、すごく惨めだと思う」と書きましたが、自分自身がそう考えているので、他人からもそう思われているのではないかとすごく不安な気持ちになります。
直近の私の怒られエピソード
「あんた不器用ねぇ」と罵られた
今レジ業務をやっているのですが、プレゼント用にラッピングを頼まれました。その時は、スタッフも少なくレジを受けた私が包装するしかありませんでした。包装すること自体は好きな作業なのですが、正直お客様に渡すように包装をしたことは一度もなく、やり方もわかりませんでした。
仕方なく独自の方法で包んでみましたが、お客様の目の前で行いながらだったため、少し緊張もあって手も震え、その上時間もかかり、不格好な仕上がりになってしまいました。その時に客から「あんた不器用ねぇ」と睨まれながら言われました。「すみません」と言いながらも、そんなこと直接言われるとも思わず、言われた瞬間頭が真っ白になり、すぐさまラッピングを終え、商品を渡すと客は去って行きました。
そこからは、ショックであまり覚えていません。ただ、すぐさま次の客のレジ業務をしなければならないので、頭が真っ白になりながらも対応しましたが、怖くて手や声が震えていました。すぐさま帰りたい気持ちでしたが帰れる訳もなく、気持ちの切り替えもできず、引きずってしまい、その後レジ業務のミスを連発してしまいました。
最近は、ずっとメンタルが安定していたのですが、このことがきっかけで「私、まだ全然メンタル弱いじゃん…」とすっかり自信をなくしてしまいました。
怒られた要因は?
「ラッピングが汚かった」これに限りますよね。客は悪くありません。
言い方は少しキツかったけど(泣)
私が前もってラッピングの練習をしていれば、客も満足してくれたし、私も自信をもって客の目の前で包装できたはずです。しかし、問題はそこではありません。
起こったことに対処する方法
これは、実際に起こってしまった出来事です。ラッピングを練習して包装に関して怒られることが減っても、いずれまた他のことで怒られることは出てくると思います。そのときに、冷静に対処できる方法を私は日々模索しています。
今までの私だったら、怒られて「もうラッピングしたくない!」と思っても、この出来事をスタッフの誰にも言わず一人で抱え込み、家でひっそりとラッピングの練習をしつつも、次回また客に怒られるんじゃないかと怯えながらも包装に対応していたと思います。しかし、以前よりも少しメンタルが強くなった私は
「怖いものは怖いんじゃ!」
と自分自身を受け入れ、そして諦めましたw
すぐさま、この出来事をスタッフに伝え「私は不器用で包装が苦手です!できるならラッピング上手な人に対応して貰いたいです!」アピールをめちゃめちゃしました!!!www
そのお客さんを対応したときは、本当にパニックになるほど辛かったのですが、周りのスタッフに伝えるときは深刻な様子を見せることなく「こんなことあったんだけど!w」と若干面白半分、ネタのような感じで伝え「お客様にも不格好なラッピングを渡すわけにはいかないんで、得意な方お願いします!w」みたいな感じで話しました。そしたら上司の方にも「そんなこと言われたの?こっちは一生懸命やってるのにヒドイお客さんね~。気にしないでね」と言って貰えたので、少し気が楽になりました。以前の私は誰にも相談できず、抱えこむタイプだったので、人に話すと少しは気が楽になるとはこういうことかと改めて感じました。
その後、またラッピングを希望するお客様を対応することになったのですが、他のスタッフが全員対応中だったこともあり「仕方ない…私がやるしかないか」と諦めて、内心ドキドキしながら包装をしていたのですが、途中で手の空いたスタッフから「大丈夫?変わろうか?」と声を掛けてくれました。「ありがとうございます!お願いします!」とすぐラッピングを変わって貰いました!内心『神!w』と思いましたが、私がちゃんと周りのスタッフに気持ちを吐露していたことで、すぐに助けに来てくれたんだと実感することができました。
ラッピングが上手くなるように練習することも大切ですが、自分で「できないものはできない」と認めて、諦めることもすごく大切なことだと思いました。『恐怖と感じるものに立ち向かい、克服することで強くなっていく』とこれまで信じて頑張ってきましたが、それを続けていくと心が壊れてしまうこともあります。時には、怖いことから逃げ出すことも大切です。自分自身に正直になることも、自分を守ることに繋がるのだと今回また改めて感じました。
おわりに
今回は、他人に怒られたときの心境と私なりの対処法をまとめてみました。今までは「私が悪い」と考えて生きてきましたが、最近は逃げることも覚えてきました!そのおかげか、メンタルは少しずつですが安定してきています。この対処法がベストなのかはその都度変わってくると思いますが、今の私はメンタルを安定させることが最優先なのでこれで良かったと思っています。「怒られるのが怖い」と思っている皆さんも、ぜひ色々試してみて、自分にとって一番ストレスのかからない対処法は何かを見つけてほしいと思います!
ちなみに私は、この経験もあってかやっぱり接客が苦手だと改めて感じたので、接客以外で稼ぐ方法を見つけます!!!(最大の逃げw)
では、また!
kiri