いきなり寒いタイトルですみませんw これでも大真面目に考えたんです!w
知らない方もいると思うので弁解すると、サブタイトルはアタックNO.1の歌詞を捩った言葉ですよ!
みんな、飽きずに最後まで読んでね(泣)
はよ本題行け!(怒)
早速ですが、みなさんはインポスター症候群という言葉聞いたことありますか?正直、私はこの記事を書くまでインポスター症候群という言葉を知りませんでした。しかし、サブタイトル通り、私は人に褒められるとなぜか涙が溢れてしまいます。なんでもかんでもすぐ泣くというわけではなく、結構しっかりめに褒められるとなぜか涙が出てきてしまいます。泣いてることがバレないよう、涙を堪えるのが本当に大変でした。そして、この私の経験を基に調べていくとどうもこのインポスター症候群が当てはまるんじゃないかと感じたのです。
ということで、今回はインポスター症候群についてまとめていきたいと思います!ぜひ最後まで読んで頂けると嬉しいです!
インポスター症候群とは
仕事などで客観的な評価を十分に得られているにも関わらず、自分を過小評価してしまう心理状態のことです。別名「詐欺師症候群」とも呼ばれています。この言葉は、1978年には臨床心理学者であるポーリンとスザンヌによって提唱されました。「成功している」にも関わらず、本人がそれを認められないことから「自分が他人をだましている」と捉えられることから、詐欺師や偽物という意味のあるimposter「インポスター」と呼ばれるようになりました。
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インポスター症候群の特徴
インポスター症候群は正式な病気ではなく、心理傾向や気質なのでこういった特徴があるんだーと捉えて下さい。
チャレンジしない
失敗や批判を恐れるため、チャレンジを避ける傾向にあります。失敗すると「やっぱり」と感じ、成功しても「運が良かった」と考えてしまいます。
自信が持てず、自分を過小評価する
自分に自信がないため、必要以上に自分の能力を低くみてしまう傾向にあり、実際に成果があったとしても自身に繋げることができません。自分を過小評価するあまり、他人から良い評価を受けると重荷に感じたり、不安に思ったりしてしまいます。
成功に不安を感じる
成功症候群とも呼ばれます。自分の成功によって周囲の扱いが変わることで「嫌われてしまうのではないか」と考えてしまいます。
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私のインポスター談
インポスター症候群の特徴を見て、やっぱり完璧主義に多い特徴だなーと感じてしまいました。完璧主義が悪いわけではありませんが、完璧主義が自分自身の負担になっている場合は非常に良くない傾向ですよね。チャレンジしない、自信が持てず自分を過小評価するの2つは特に私に当てはまると感じました。
【看護実習】脳性麻痺の子の受け持ち
これは、私が看護学生時代の話ですが、褒められているけど自分に自信がなさすぎて泣きそうになる場面が何度もありました。そのうちのひとつについてお話します。
私は元々自分に自信が無くて、人に褒められても「いや、そんなことない」と頑なに思ってしまうタイプです。自信の無さから、引っ込み思案で、声も小さくて「もっと大きな声で話しかけないと患者さんに聞こえないよ!」と実習中に指摘されることも何度もありました。実習中に看護実技を患者さんに実施するときは、「このやり方であっていたかな?」「こんなやり方で患者さんに苦痛を与えていないだろうか」など、教科書通りのことを実践できていても、常に何かあるのでは?と不安を抱えながら行動していました。
ある看護実習で、先天性脳性麻痺で寝たきりの子Aちゃん(1歳)を受け持たせて頂く機会がありました。在宅療養だったので、家の中に呼吸を維持するための機械などが沢山ありました。「人工呼吸器が外れたら大変だ、慎重に看護を実施しないと!」と常に緊張感と不安が付きまといながら、お風呂に入れたり、機械の設定がちゃんと合っているか確認など看護を実施していました。
絵本作成について
看護を実施しているとき、その子のお母さんから「うちには上にも兄弟がいて、兄弟たちの友達が家に遊び来たときに、Aちゃんのことを何と説明したらいいか困っている」と相談されたのです。これを聞いたとき、私はこれを看護課題にしよう!と思いました。上の子どもたちは小学校低学年で、病気のことについて詳しく説明したとしても理解することが難しいのです。どうすればいいか考えたときに、絵本にすれば簡単に説明できるのでは?ということを思いついたのです。そして、Aちゃんを主人公とした絵本を自作で作ることにしました!
涙が溢れそうになった
人工呼吸器について小学生でもわかりやすい例えはないか、など実習期間中は家にいる間もずっと考えていました。そして、考えに考え、我ながらなかなかいいんじゃないかという絵本が完成したんです!w ですが、看護課題に絵本作成っていいのか?ただの自己満じゃないのか?などまた、私の得意な不安感が常に付きまとっていたのです。
そして、絵本を披露する当日。気に入ってもらえるか不安だったのですが、Aちゃんとお母さんの前で絵本の読み聞かせをしました。すると、お母さんから「わかりやすくて、とても良いです。ここの表現なんかウルっときちゃいました。」と温かい言葉を頂きました。「とんでもないです」と思いながらも、私はすごく、すごく温かい嬉しい気持ちになりました。絵本を作って本当に良かった!と心の底から思えました。そのとき、謙遜と嬉しさで涙が出そうになりましたが、グッと気持ちを堪えました。
そして、その実習も終わり、実習担当の先生と振り返りをしました。「看護課題にお母さんの困っていることをちゃんと挙げられて、それを解決するために絵本を作成して、本当に良くできていたと思う」「絵本も良くできていたし、あのとき本当にみんなウルっときて泣きそうになったよね」と言って下さいました!そして、同時に「なんでこんなに良くできているのに、いつも自信なさそうなの?もっと自分に自信もっていいんだよ」と言われ、このときが一番涙が溢れそうになりました。
褒められて嬉しい!けど、やっぱり私自信なさそうに行動しているんだ、でも、周囲は認めてくれている、なのになんで素直に受け入れられないんだろう?
今思い返してみれば、当時は色々な気持ちがごちゃ混ぜになり、混乱して泣きそうになったんだと思います。また、自分自身は自分のこと認めてないけど、他者から認められ承認欲求が満たされた、みたいな嬉しさもあったと思います。悲しいけど嬉しい…複雑な感情です。自分に自信を持つことができたら、この泣きそうになる症状が少しは改善するのではないかと考えています。
おわりに
今回はインポスター症候群について、私の体験談とともにまとめてみました!涙が出ちゃう結論として、自己肯定感が低い人は自分に自信がなく常に不安が付きまとうが、他者から認められると緊張の糸が少し緩み、涙を流すという感情が出てしまうのかなと思いました!
同じような方がいたらぜひお話を聞かせてほしいですね。
長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!
では、また!
kiri