今回は、私の性質に最も近いアダルトチルドレンについてまとめていきます!
突然ですが、皆さんはアダルトチルドレンという言葉を聞いたことがありますか?私は5年前、エゴグラム診断というものをやった時に初めてその言葉を知りました。そのとき、アダルトチルドレンの特徴を知り、自分の特性とあまりにも近いと感じました!
ということで、今回はアダルトチルドレンについて私の体験談を交えながらまとめていきたいと思います。アダルトチルドレン気質の方も、初めて言葉を聞いたという方も「こういう人もいるんだ!」と知ってもらえると嬉しいです。では、早速いきましょう!
アダルトチルドレンとは?
アダルトチルドレン(Adult Children 以下AC)とは、子どもの頃に家庭内トラウマを抱えて大人になった子どものことです。ちなみに、正式な病名ではありません。
※参考元は、リンク先をチェック!
ACだと気づいたきっかけ
私は、約5年前の看護学生だったときに初めて知りました。授業の中で、あなたはどんなタイプの人間かという診断テストを受けたことがあったんです。それが、エゴグラム診断というものです。
エゴグラム診断とは
エゴグラムとは、簡単に説明すると人の自我の状態を大きく5つに分類したもので、よく性格診断などに用いられます。
※エゴグラムについての詳細は、リンク先をチェック!
当時、授業でこれを受けたらACポイントが他の人よりずば抜けて高かったんです!自分って相当我慢して生きていたんだな…って思いました。そういや、幼少期から良い子と言われ続けてたっけ。
良い子というのは、優しいとかそういうのではなくて、ただ単に反抗しない子。
とにかく叱られたくないという思いが、めちゃめちゃ強かったです。
「自称」ACの理由とは?
私は自称ACだと思っています。なぜ、「自称」かと言うと理由は2つあります。
トラウマを抱えながら育った過去がない
ひとつは、子どもの頃に機能不全家族の中で、親子関係にトラウマを抱えながら育ったという過去や自覚がないからです。
ACを調べると、よく「アルコール依存症の親から育てられた子どもに多い特徴」などと出てきますが、そんなことは全く無く、むしろ愛情いっぱいに育てられた思い出しかありませんでした。
しかし、ACの特徴があまりにも私の特徴と重なったのです。
※引用元:「AOCOの特徴」より抜粋、詳細は リンク先 をチェック!
私…ACなんだ。そう自覚はしましたが、かと言って未だに改善されることは無くwポジティブ思考になったり、ネガティブ思考になったり、ポジティブ、ネガティブ…
人生、ずーーーっとこれの繰り返しです。
異常にテンション高く、何でもイケる!と思うときもあれば、消えたい…って思うときもあります。消えたい、ラクになりたい願望、何度もあります。しかも、一日でコロコロと気持ちが変わることも多々あります。高低差が激しいです。一時期は、躁うつ病も疑ったこともあります。
通院の過去もなく、診断や治療も受けたことがない
自称と言う2つめの理由はこれまで病院に通ったことがなく、診断や治療を受けたことがないからです。再度言いますが、アダルトチルドレンは病名ではありません。
正確に言うと、過去に一度だけ心療内科に受診したことがありました。
ちょうど、エゴグラム受けた頃だったかな?
初めて心療内科を受診した話
そのときは、しばらく気持ちが不安定な状態が続き、このままではまずい、なんとか改善したいという気持ちが強くありました。病院は好きではありません。医者も信用していませんし、もともと他人をあまり信用しない方です。
医者に本音で話せるだろうか。話したところで楽になるのか。
不安な気持ちもありましたが、変わりたいという一心もありつつ、病院で診断を受ければ少しは気持ちが軽くなるだろうという期待から初めて心療内科を受診しました。
結果は、何も変わりませんでした。
医者に正直な気持ちを言えなかった
というよりも、まず医者に私の正直な気持ちを伝えることができませんでした。
その気持ちの裏には、医者が私の身の上話を聞き、他の医療従事者たちと私の話をされるのが嫌だという変な気持ちがあったりしました。私の知らないところで、私の話をされてることを想像すると苦しくなります。
また、脳検査をしてホルモン分泌が乱れてるなど、科学的な根拠がわかれば気持ち的に納得できるかもみたいなことも医者に相談しましたが、「診療内科に来られる方は大体そうですよ」と言われ、この人に相談してもわかってもらえないと感じ、それ以上は私からは何も話しませんでした。
処方された薬を全て廃棄
本音で話をし、気持ちをぶつけたら涙とか溢れ出るんじゃないかと思いましたが、結局涙ひとつ出ず、精神安定薬(詳しい薬の名前は忘れましたが…)を処方されて終わりました。
薬を受け取り、病院を出た直後になんだかとても辛く、苦しい虚無感に襲われ、自分で運転してきた車の中で泣き叫んで大号泣し、薬をぐしゃぐしゃに握り潰しました。
「こんな(薬)の何の役にも立たないよ!!!!!」
心の中で叫びました。薬は一錠も飲むことなく、全て家のゴミ箱に捨てました。
今となっては、薬を飲んでいれば、当時少しは気持ちが安定していたのかもとも思います。ただ、その時は薬を飲んでもこの気持ちや考え方は変えることはできない。自分が変わるしかない!と考えたんですよね。
初めての診療内科は、勝手に医者に失望して終わったのですが、良かったことは「心療内科に行った」っていう事実なんですよね。その経験がなかったら、未だに「心療内科に行けば、きっとこの辛い気持ちから解放される!」という期待を抱いていたかもしれません。
それからは、自分なりに認知行動療法を勉強したりなど、自分の考え方や行動に注目したりするようになりました。かといって、消えたい願望が全く無くなるわけではありません。日々新しい情報を取り入れ、自分なりにアップデートをしているつもりです。
人に頼ることができないなら、自分をケアしながら自分自身で変えていこうと思えるようになりました。
5年ぶりにエゴグラム診断をやってみた
さて、長々と書いてきましたが、話をエゴグラムに戻します。約5年ぶりにエゴグラム診断を受けてみました!今回は、こちらのサイトを利用させて頂きました!
結果は…
【管理人の診断結果1】
なんと!!!C優位!!!「楽しみ追求、猪突猛進」タイプ!!!
Aが抜けてる!!嬉しい!!嬉しすぎる!!!(泣)
しかし、良い子ちゃんが消え、大人部分がすっかり無くなってしまいましたwww
【管理人の診断結果2】
診断結果にあるように確かに、今は周りから「子どもっぽい」って思われてるかもしれないw
思い返せば、小中学生の頃の方がめちゃめちゃ大人だったなって思います。自分の意見も何も言わず、言えず、人に嫌われたくない一心からただひたすら我慢していました。正直、めちゃめちゃ辛いし、しんどかったです。
今は、嫌なことがあったら一切我慢しないように心掛けています。そのおかげで仕事を辞める決心もできました。
辞めて無職になったことで、また別の辛さも出てくるけど、それでも自分の気持ちに正直に生きている今の方が全然ラクです。
おわりに
今回このブログを書き、エゴグラム診断でAC度が低くなったことがわかり、少し嬉しくなりました。
もしかしたら、もう自称ACとは言えないのかもしれない…w
しかし、今でもまだACの特徴にがっつり当てはまるので、少しでも自分の考え方を公開しながら改善しつつ、ブログを更新していきたいと思います!
そして、ぜひ、皆様も一度エゴグラム性格診断試してみて下さいね!
それでは、また!
kiri